2021/05/20
映画の台詞です
6月に入って、急にひんやりして、四月下旬の気温のようだと言っている。風邪をひきそう‥
6月3日の‥3時頃から
髪を染めることにした
汚れてもよいような服に着替えて黒いタオルを首に巻いて、ナイロンケープも着ける。
クリームが落ちても大丈夫なように、
縁側の続きに、造った
garden houseと呼んでいる煉瓦敷きの床に置いてある椅子に座って
テーブルに鏡をセットして、クリームを塗っていく。
後ろは見えないから上手く染まるか、わからない。ふた箱使ってみた。
ヘアーキャップが見当たらないので、サランラップをぐるぐる巻いて、放置する。
そのまま、なんとなく
庭に出て、直ぐ
また、引き返した。
心臓がドキドキする。
大変だ、
嫌だ、
一番苦手なものだ
家の中にいる娘が
「どうしたの?」
蛇がいた
「えー?嫌だ」
とにかく、安全靴を履いて、
ケープを外して、
手袋、手袋⁉︎
火箸みたいな、あれ?
摘むもの!
物置に何かないか?
植木バサミ?いや
名前は忘れたけど、あった!これ これ
えっと、ナイロン袋も
こんな事してたら
蛇の行方を見失う!
とにかく、マムシかどうかを見極めるのだ
いた?いた!まだ、同じ所に
石の間に隠れている
薬指くらいの細い蛇に見えた。
柄がマムシに似ている
家族を守る使命感に駆られる
本当は怖いし、こんなの男の人のする事でしょ〜〜誰か来て〜〜って叫びたいけど
逃してしまったら
おちおち寝てられないし
えいっと、その名前を忘れたなんとかで挟んだ
抵抗するよねー。蛇のほうだって必死だから
引っ張り出すと
80センチくらいに見えた。
でも、細いから、まだ若い蛇だ!つまんだまま
急いでナイロン袋に入れて庭の外側に出て、道に出て、階段を駆け下りて
下の道の池の小道に袋のまま、放り投げた
中からスルスル、素早く草の茂みに逃げて行く姿を確認する。
マムシじゃないと思う。
思うけど、
急いで家に帰り、携帯で調べる。
アオダイショウの幼蛇の模様はマムシに似ていると説明している。
良かった!
戦わずに済んだ。
サランラップを解いて髪を洗った
いつもより、黒く染まってる
夕方、土曜日のいつもの所から、帰って来た夫に
報告すると
のんびり、ほんま〜ぁ
マムシだったとしても
殺すのは可哀想やしねえ〜〜
って、他人事のように言う。
そうはいかないでしょ。
マムシなら殺生は嫌だけど
戦うでしょ
そんな悠長な事、言ってられない
夫はあてにしてはいけない。笑。
怖い映画を観るとうなされる夫に、とても
そんな、体験させられない。
私も、本当にほっとした‥。
自然が豊かというのは素晴らしいです
でも、マムシは怖い。
自分のテリトリーに毒を持つ蛇が浸入した時、どうすれば良い?
話し合いも通じない相手、
‥
毒蛇にも命は同じだからね。
しかし
虫をスコップに乗せて、土手に移動させるのとは違う。
イラガを見つけたら、踏み潰す。何故なら接触しただけで、とても痛くて痒くて後がただれるから、
家族がもしも、
と思う。そして迷わず殺す。
ムカデも、同じ。
毒を持っていると言うだけで駆除する。
遭遇しなければ殺生しないで済むのに
‥
蜂も虫も蛇も、毒の有る無しを見極める目が必要です。
キャーキャー騒がず
特徴を確認する事。
怖いのも、気持ち悪いのも、皆んな一緒。
自分と誰かを守る為に
怖くても勇気を出さなければならない
時がある。