わたしの小さな庭

古い映画

time 2021/03/02

古い映画

封切り直ぐに観た時は

帰宅して

「良かった、感動しました、

実話のようなリアルな内容」だと

夫に報告したようだけど、

夫がまだ観てないというので、一度観たけど、

もう一回観ても良いから  と見始めた

ははあー最初はこんな感じで始まったのか

これ吹き替えやから、感じが違うのかな

全然覚えてない

 

トムハンクスが若いねえとか言いながら

主人公が出張のため自分の車で恋人と空港に向かい、

クリスマスプレゼントを渡すシーンも、

すっかり忘れていたので

ああ、飛行機の墜落の前に、

この伏線があったのね ふんふん‥

夫からは全く覚えてないの?と言われながら

観て行く内に

出ました!覚えてるところ!ここです。

この部分だけしか記憶にない

飛行機が太平洋に墜落

そして無人島に漂着

生きていくために水と食糧そして

摩擦熱で火を起そうと血まみれになりながら

あきらめずに木を擦るシーン

椰子の実をなんとかして砕いて

水を飲もうと頑張るシーン

飛行機に積まれていた荷物が漂着していて

その中のスケート靴のブレードを利用して

小刀のように使ったり

ドレスのゴースを魚獲りの網にしたり

 

諦めず逞しく、たった1人で4年間も生き延びた

サバイバル生活

荷物の中の

ウィルソン社のバレーボールに顔を描いて

ウィルソンと名前をつけた、そのボールが唯一の話し相手

 

そして無人島から脱出しようと

漂着物の飛行機のFRP材を帆にして

島の木と木の皮で編んだ縄で筏を作って

ウィルソンと荒海に漕ぎ出すのです。

しかし数日間の航海で筏はボロボロになり、

死を覚悟した時、貨物船が現れ救助され、

故郷メンフィスに帰還するのです

この辺りまではハッキリ覚えています。

この後がまた、すっかり忘れていたのですが

結局、恋人は主人公が死んだと思い皆に忘れるように慰められ

結婚して女の子がいました。

再会して、お互いに愛おしくてせつないのですが

主人公は恋人と訣別します。

その気持ちを主人公が友人に語るのですが

 

島に漂着して、

耐えられなくなって死のうとするのですが

死ぬことさえ、

何一つ自分の思い通りに出来なかった

「その時、力が抜けて

とにかく生きなきゃダメだと思った

何故か息を吸って、吐いて、

なんの希望もなかった‥

それでも僕は生きた、息をした」

恋人を失って悲しみの中に在る

「これから、どうすべきかわかっている

息をして 生きるんだ

明日も陽は昇るんだから

潮が何かを運んでくるかわからない」

と言うところ

肝心なこの場面も

わたしの頭は忘れていました。

 

生き続ける事が大切‥

無人島で試練に耐え抜いた事で

漂着物が筏の帆になるものを運んできたように

最愛の恋人との別れを乗り越える事で

また新しい展開があるのだろう

とにかく生きていくんだ

というような覚悟を感じる終わり方でした。

『キャストアウェイ』

2001年  20年前に観た映画です

すっかり前の部分と後ろの部分

記憶から抜け落ちていたけれど、

観て良かったです

これからも、忘れてしまうけれど、

わたしも息をして生きて行こう

明日のことも
昨日のことも

モヤのようにうっすらしていても

はじめまして

gardener K

gardener K

平屋で静かに暮らしています。 お花や植物を育てるのが好きです。 花咲く季節を楽しみにして、あれやこれやと1年のあいだ お庭作りの計画を考えています。趣味で石けんやクリームも作ったりします。 写真を撮るのが好きです。

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